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皆さん、こんにちは。横浜センター南駅から徒歩1分の大学受験予備校BLOOM 横浜センター南校です。
私たちの指導の中に『キャリゼミ』というものがあります。
大学受験が終わり、大学生になった後、悩んだり迷ったりすることがあります。それが、自身のキャリアについてです。キャリアゼミは、そんな自身や社会の未来を考え、これからの時代にどう生きていくのかを考える時間です。
→『キャリゼミって何?』こちら
これからの時代は大きく変わっていくと言われています。
未来学者のレイ・カーツワイルは2005年にこう言っています。
「2045年に機械が人間を超える日、”シンギュラリティ”が到来する」
→シンギュラリティ―とは
簡単に言うと、人工知能(AI)が人類の頭脳を上回る時代が到来するということです。
現在、人間が行っている職業のうち、9割の職業が人工知能に取って代わるといわれています。
このようなことを言われると、将来に不安を抱える人が多いと思います。実際、将来どういう仕事をすればいいのかわからず、とりあえず自分の人生の可能性を広げておくために、大学受験をしようと思っている人も多いと思います。
それが良い悪いという話ではなく、
目的は、どこにあるのかということを明確にしておくことが重要です。
そこで、今回は、これからの不確定な未来を生きていくために、今のうちから、どういう力を身につけていけばよいかということを大学受験の観点でお伝えしていきたいと思います。
ずばり、これからの時代に必要な力は以下の5つです。
これからの時代、不確定な世の中で、最も大事なことは「信用」だと言われています。
人は、本来、なるべく確定した未来に安心感を覚えます。そして、そういう確定した未来を創り出せる人を他人は信用します。
信用という観点で、最も重要なことは、その人は、何をやり遂げてきた人なのかということです。
面接などでも必ず聞かれる質問に、「学生時代頑張ったこと」というものがあります。
この人は、自らやると決めたことを今まで完璧にやり遂げてきたのかどうか。それによって、今後もこの人が言っていることは、実行される可能性がどの程度かが判断されます。
「決めてやる!」
このことが、最も人からの信用を集めます。
大学受験に置き換えていえば、
「この大学に合格する」と決めて、そのための勉強時間を算出し、計画を立てて、実行するということです。
実行しなければ、いくら頭の中で考えていても、何も起こらないのです。
やると決めて、やってみましょう!
その有言実行する力を養いましょう。
この力は、必ず、これからの不確定な未来の中で、あなたを守る大きな力となるでしょう。
「この大学に合格する」と決めて、
そのための勉強時間を算出し、計画を立てて、実行しても、結果が伴わないことがあります。それは、結果というものは、自身のコントロールできる領域ではないからです。
確実に結果を出すためには、
A 計画の質
B 実行の質
C 修正(振り返り)の質
の3つを高めていかなくてはなりません。
【A計画の質】
A計画の質を高めるためには、何よりも”情報”が必要です。
特に重要な情報は以下の4つです。
・志望校に合格できるための学習レベルと量
・現時点での自身の学力レベル
・何をどこまでやるのか?具体的な学習方法
・今の自分の学習可能時間
上記の情報を、まとめた上で志望校合格のために残りの時間を最善に使えるような計画を立てていくことが求められます。
【B実行の質】
実行の質を高めるときに、最も重要なことは、習慣形成です。
多くの生徒がここでモチベーションという壁にぶちあたります。
「モチベーション」というのは簡単にいうと、日本語でいうと、「動機付け」。
簡単に言うと、「する目的」です。
する目的が明確になれば、人は内側から動機づけられるので、勝手にモチベーションがあがりますが、する目的が明確でなければ、いろんなことで、他のやる目的が明確なものに流れてしまいます。
例をあげると、、、
例
(例1)勉強中に部屋の掃除をしてしまう(勉強の目的より部屋をきれいにする目的のほうが明確になった場合)
(例2)どうしてもスマホのゲームがやめられない(ゲーム攻略したいという純粋な目的が明確な場合)
(例3)SNSをチェックしてしまう(日々の習慣や友人の動向が気になる場合)
大事なことは、やる目的を明確にし、勉強のモチベーションを維持すること。
そして、やる目的を思い返し、迷ったら勉強するといった行動選択の習慣を形成することです。
【C修正(振り返り)の質】
ここが最も重要なところです。
多くの人たちが、計画を立て、実行し、そのままにしています。計画の立てっぱなし、やりっぱなし状態です。
ところが、計画通り100%実行し続けられる人はほとんどいないので、計画の修正が必要です。
また、当初立てた計画よりも、もっと良い方法が発見できる可能性もあるのですが、それも振り返りを通して、修正していかねばなりません。
振り返りをする中で最も重要なことは、あくまで「客観的に自己評価する」ということです。人間はみんな、主観と客観があり、自分のこととなるとどうしても主観的に物事を捉えてしまいます。
自身の振り返りを主観的に行うと、「これはしょうがないな」「このときはこうだったから」と出来ない理由づけ(言い訳)の癖を形成してしまいます。
学習結果を正しく振り返るには、こうした主観を捨て、客観的に自己評価することが求められています。
BLOOMでは、毎週のサイクルチェック→サイクルチェックとは?において、上記重要な3つの情報をパーソナルにお伝えし、A計画の質、B実行の質、C修正(振り返り)の質を、高めていきます。
自分の価値・可能性を信じることができる人は、成功します。
よく言われることですが、それはなぜか。
自分の価値可能性を信じることができると、夢を描くことができるからです。
経営やスポーツ選手、著名な成功者たちの言葉には必ずといっていいほどこの類の文があります。
「夢をハッキリと描く」
「燃えるような願望を持つ」
「自分の理想の状態を描く」
「目的目標を明確にする」
しかし、自分の価値・可能性を信じきれない人は、自信が持てないので、夢を描いても、叶わないかもしれないし、願望を持っても、どうせ自分なんてと思ってしまいがちです。
大事なことは、
確かに未来のことはわからないのだけど、現時点で自分が、何の制約もなしに考えたとき、
どういう未来にいきたいか。
どういう自分になってたいか。
どういうことをしてみたいのか。
どういう大学生になりたいのか。
憧れでもいいので、思い描き、書き出すことです。
そのために一歩踏み出してみることです。
勇気を出して、踏み出してみてください。
自分の自分にしかない価値可能性が垣間見えると思います。そして、その価値可能性を信じることが、より大きな願望や未来を描くことに繋がると思います。
自分の価値可能性を信頼できるようになると、自信が高まります。自己肯定感が強くなります。
そうすると今度は、他者の存在に感謝できるようになったり、他者の価値・可能性を信じることができるようになります。
これからの時代は不確定の未来ですし、個の時代とも言われています。
科学の進歩やテクノロジーの開発で今までは組織単位でしか出来なかったものが、個人でもできるようになってくる時代です。
例えば、昔は映像と音を使った番組を世間に届けるには、ブラウン管を通して、テレビ局という組織がお金をかけて作っていくしかありませんでした。
ところが、カメラが進化し、誰でも動画が撮影できるようになりました。そして、Youtubeに代表されるような動画投稿サイトができてきて、個人が1人で番組を作れるような時代になってきました。
個人が価値を創出し、それを世界に届ける仕組みが出来てきたからこそ、会社組織ではなく、個人同士が繋がるプラットホームのような仲間が重要になってきました。
仲間を信頼し、協力しあい、可能性を追求しあいながら、共に価値を創っていく力が今後の世界では必須能力であると思います。
“シンギュラリティ”が到来した時代に、働く人間は全人口の約1割とも言われています。
他の9割の人々は失業しても、ベーシックインカム(最低限所得保証制度)か、フリーミアム(基本的なサービスや商品が無料で得られること)で生きていけるといいます。
これだけ聞くと理想的なように思えるかもしれません。働かなくていいのだと思うとポジティブに受け取れるかもしれません。
しかし、働くということがなくなると、「人の生きがい」が失われるのではないかという危惧を持っている人が多いのも事実です。
元文部科学大臣の下村博文さんは以下のように述べています。
引用
『今まで人間はとにかく毎日、食べていくことに必死でした。労働とは食べていくためであり、極端に言えば、労働することが目的化していたといってもいいでしょう。
「生きるとは何か?」「自分はなんのために生きるのか?」ということを、大変の人は考えずに一生を終えてきたのではないでしょうか。しかし、シンギュラリティの時代では違います。9割の人が仕事をしなくても食べていける時代では、食べるために働く必要がありません。
このようにいうと、「食べていくためでなければ、名をあげることが人生の目的だ」という主張も出てくるでしょう。
通俗的な成功哲学を学び、スキルアップに励み、自己実現を望んでいる、とくに若い方にそうした主張が多いのかもしれません。しかし、自分の地位や名誉だけを追う人生には、空虚感しか残らないということは、歴史が証明しています。
シンギュラリティの時代を迎える上で、
「わたしたちはどう生きるべきなのか」
「人間としてのほんとうの生き方はなんなのか」
「人生とはなんなのか」
という、世界の指導者がいまだ答えを出せていない問いに答えることが必要です。』
著書『志の力』より
どう生きるべきなのか
何のために生きるのか
そしてこの社会や世界にどういう価値を創るのか。志的視点が今まで以上に必要になってきている時代であると言えます。
【まとめ】
大学受験予備校BLOOMでは、こうした学びを受験生時代に触れることで、志望校合格はもとより、大学4年間の過ごし方、就職活動、そして、実際に働く過程までを含めて、生徒たちが本当の進路選びができる情報をお届けしていきます。
厳選トピックス
私が予備校という事業を始めた理由は、大学受験を通して、高い志を持った人材を世の中に輩出したいという想いからでした。
ほとんど予備校が合格実績を追い求め、志望校合格のためのカリキュラム提供をしており、また・・・
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