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【新課程】高校社会科は
どう変わる？共通テストは？
公民・歴史総合/探求

2022年に高校1年生になった学年から、
高校のカリキュラムが大きく変わりました！

例えば数学だと、
久々に数学Ｃが復活したり、
今まで文系はやらなくてよかった単元が
共通テスト必須になったり、、

とにかく大変革がおきています！

▼数学の新課程はこちら

【新課程いつから？】数学の３つの大きな変更点｜共通テストの変化

今回はそんな高校カリキュラムのうち、

社会科

の変化について、共通テストを軸に紹介いたします！

これまでの社会科はどうだった？？

以下の図をご覧ください。

社会科は大きく、
公民と地歴にあけられるのですが、さらに細分化すると

公民は、現代社会、政治経済、倫理の3科目

地歴は、地理、日本史、世界史の3科目

という形になっていました。

加えて共通テストなどの“受験”となると、
もう少し複雑になり、

公民は、現代社会、政治経済、倫理、倫政の4パターン
※倫政＝倫理・政治経済

地歴は、地理Ａ、地理Ｂ、日本史Ａ、日本史Ｂ、
世界史Ａ、世界史Ｂの6パターンがあります。

地歴ＡＢってなに？

共通テスト地歴には、それぞれＡ・Ｂの区分があります。

違いは簡潔にいうと、
Ａの方が範囲が狭かったり、内容が浅かったりします。

例えば日本史Ａは、近代史以降のみ含み、
平安時代や戦国時代は習いません！

そのため地歴Ａを使えない大学もたくさんあります！

公民のなかでいうと、このＡにあたるのが
“現代社会”です。

政治経済、倫理どちらの範囲からも
少しだけ単元がもちよってできたのが
“現代社会”のイメージです！

新課程の社会科はどうなる？

以下の図をご覧ください！

従来の社会科の図と似てはいますが、
代わっている部分もたくさんあります！

ひとつずつ変化をみていくと、以下の３つにまず気付きます。

❶現代社会が消えて、“公民”に。
❷地歴はＡが地歴総合に、Ｂが地歴探求に。
❸日本史総合や世界史総合ではなく“歴史総合”

次に共通テスト科目についても見てみましょう。

❹共通テストから“倫政”が消滅
❺日本史探求、世界史探求どちらにも歴史総合が付随している
❻地歴Aに該当する受験科目が消滅
❼基礎科目“公民”“地理総合”“歴史総合”の３つセットの
共通テストがある（実際は3つから2つを選ぶ）

とくに❹は、
文系受験者にとっては、“倫政”がなくなったのことによる
負担の減りは大きいです。

文系受験者は、共通テストで社会科を２つ選択します。
難関大によくあるのが、例えば、倫政と日本史Ｂの
2科目を受験科目に選ぶ、といったパターンです。

今後は、倫理と政治経済で2科目分になりますので、
科目上はかなり楽になっています！

また❺をみたときに、
“日本史に歴史総合がくっつくということは、
世界史の問題も少し出題されるっていうこと？？”
と不安に思った方も多いと思います。

現在、大学入試センターが公開しているサンプル問題によると、
答えは“Ｙｅｓ”です！！

詳細は以下のサンプル問題をご覧ください！

令和７年度試験の問題作成の方向性、試作問題等
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7/r7_kentoujoukyou/r7mondai.html 

これから、新課程に対応した参考書もたくさん登場します。

大学受験予備校ＢＬＯＯＭでは、
順次参考書の使い方講座もあげていきますので
ぜひお楽しみに！