横浜センター南(都筑区)|Blog
大学受験において、夏休みは合否を大きく左右する重要な期間です。
学校の授業が一度止まり、自分で使える勉強時間が一気に増えるため、学習計画の立て方次第で成績の伸び方が大きく変わります。
一方で、夏休みは「時間がある」と感じやすい時期でもあります。
計画を立てたつもりでも、気づけば予定が崩れ、参考書も思うように進まない受験生は少なくありません。
大学受験の夏休み勉強法で大切なのは、勉強時間を増やすだけではなく、基礎固め・自学自習・過去問演習までの流れを逆算して組み立てる視点です。
本記事では、大学受験に向けた夏休みの学習計画、基礎固めの進め方、勉強時間の使い方、自学自習の質を高める方法まで詳しく解説します。
夏休みに何をするべきか迷っている受験生は、9月以降の成績につながる受験戦略として、ぜひ参考にしてください。
目次
大学受験の夏休みで差がつく理由は、以下のとおりです。
夏休みは勉強時間を確保しやすい一方で、計画性がないまま過ごすと周囲との差が一気に広がります。
夏休みが受験の分岐点になる理由は、学校中心の学習から、自分で管理する学習へ切り替わるからです。
普段は学校の授業や課題に沿って勉強が進みますが、夏休みは自分で勉強内容を決めなければなりません。
英単語を進めるのか、数学の基礎問題を解くのか、理科社会の暗記を固めるのか。
選択肢が多い時期だからこそ、優先順位を決められる受験生と、気分で教材を選ぶ受験生の差が広がります。
夏前には、多くの受験生が「夏休みは頑張ろう」と考えます。
しかし、実際に夏休みが始まると、時間がある安心感から学習が後ろ倒しになりがちです。
大切なのは、時間が増えた事実に満足せず、志望校合格に近づく勉強へ時間を集中させる姿勢です。
夏休みを分岐点にできる受験生は、勉強時間だけでなく、勉強内容と到達目標を常に見直しています。
時間があるのに勉強が進まない原因は、今日やる内容が曖昧なまま机に向かっている点にあります。
「英語を頑張る」「数学を進める」だけでは、実際の行動に落とし込むにはまだ具体性が足りません。
どの参考書を使うのか、何ページ進めるのか、何割取れたら完成とするのか。
ここまで決めていないと、勉強を始める前に迷う時間が増えてしまいます。
計画を立てたつもりでも、復習日や解き直しの時間を入れていなければ、予定はすぐに崩れます。
勉強時間は取っているのに伸びない受験生ほど、教材を増やして安心しやすい傾向があります。
しかし、1冊の完成度が低いまま次の教材へ進んでも、模試や入試本番で使える力にはつながりません。
まずは、教材名、範囲、到達目標、復習日まで決め、迷わず動ける学習計画へ整えましょう。
夏休みに伸びる受験生は、ただ長時間机に向かっているわけではありません。
今の学習で何をできるようにしたいのかを理解しながら、毎日の勉強を進めています。
英単語を覚える目的は、長文を正確に読めるようにするためです。
英文法を学ぶ目的は、文構造を正しく理解し、読解や英作文で迷わないためです。
数学の基礎問題を解く目的は、入試問題を解くための考え方を身につけるためです。
間違えた問題を放置せず、知識不足、解法選択のミス、計算ミス、時間不足に分けて原因を見直します。
授業や夏期講習を受けた後も、復習と類題演習を通して、自力で解ける状態まで戻しています。
夏に伸びる受験生は、努力量を増やすだけでなく、努力の向きまで丁寧に確認しています。
夏休みに本当にやるべき学習は、以下のとおりです。
大学受験の夏休み勉強法では、難問演習へ焦って進むより、入試問題を解くための基礎固めを優先しましょう。
夏休みの大きな目標は、8月末までに基礎を完成させる点にあります。
基礎とは、一度見た経験がある状態ではありません。
入試問題を解くために必要な基本事項を理解し、実際の問題演習で使える状態を指します。
9月以降は学校の授業も再開し、模試や演習量も増えていきます。
周りの受験生も本格的に過去問や応用問題へ移り始める時期です。
まだ単語が曖昧、まだ文法が不安、まだ数学の基礎問題で止まる状態では、秋以降に焦りが大きくなります。
8月末までに土台を作っておけば、9月から標準問題や志望校レベルの演習へ入りやすくなります。
夏の基礎完成は、秋以降に成績を伸ばすための準備として考えましょう。
英語で最初に固めるべき基礎は、単語、熟語、英文法、英文解釈です。
単語の意味が曖昧なまま長文へ進んでも、文章全体の内容を正しく理解できません。
英文法が不安定なままでは、選択問題だけでなく、読解や英作文でも失点が増えてしまいます。
たとえば、不定詞、関係詞、分詞、仮定法は、問題集の答えを覚えるだけでは不十分です。
文中でどんな働きをしているのか、自分の言葉で説明できる状態まで仕上げる必要があります。
英文解釈では、主語、動詞、目的語、補語、修飾語を意識し、1文を正確に読む力を作ります。
長文読解が伸びない原因は、長文量の不足ではなく、単語と文法の土台不足である場合も多いです。
夏休みの英語は、単語と文法を毎日回しながら、短い英文で読解精度を上げていきましょう。
数学で優先すべき学習は、公式の暗記だけではありません。
公式を使う条件と、典型問題の解法を結びつける練習が必要です。
公式を見ればわかるのに問題で使えない場合、公式の意味や使う場面まで理解できていない可能性があります。
夏休みは、志望校で出やすい単元から基本問題を固める意識が大切です。
関数、確率、微分積分、ベクトルなど、苦手単元を後回しにしない姿勢が求められます。
典型問題では、解法パターンを覚えるだけでなく、なぜ最初に式変形や図示を選ぶのかまで考えましょう。
間違えた問題は、翌日と週末に解き直し、自力で解ける状態へ戻す必要があります。
夏休みの数学は、難問に長時間かけるより、標準問題で解法の方針を立てられる状態を目指しましょう。
国語で身につけたい読解の土台は、感覚で読む姿勢から、根拠を本文中に探す姿勢へ変える点です。
現代文は、なんとなく内容を理解するだけでは、選択肢で迷いやすくなります。
評論文では、筆者の主張、対比、具体例、言い換えを丁寧に追う必要があります。
設問を解く際は、正解を感覚で選ばず、本文のどこが根拠になるのかを確認しましょう。
古文は単語と文法、漢文は句形と重要語を固めなければ、読解以前に文の意味を正確に取れません。解説を読んで納得するだけでは、本番で同じ判断を再現できない場合があります。
なぜ正解を選べるのか、なぜ他の選択肢が違うのかを説明できる状態が大切です。
夏休みは読解量を増やすだけでなく、根拠を持って選ぶ型を身につけましょう。
理科社会で整理すべき基本知識は、用語の暗記だけではありません。
用語同士の関係、流れ、因果関係まで含めて理解する必要があります。
社会では、歴史の流れ、地理の背景、政治経済の制度理解が得点の安定につながります。
理科では、物理の現象理解、化学の反応や計算、生物の用語と仕組みを分けて整理しましょう。
一問一答だけに偏ると、模試で聞かれ方が変わった瞬間に対応しにくくなります。
基本用語を覚えた後は、問題演習を通して聞かれ方の違いを確認する必要があります。
弱い単元は、ノートや暗記カードにまとめるより、問題で間違えた形まで残すほうが実戦に近づきます。
理科社会は短期間で伸びる分野もありますが、秋以降の演習へ進むには夏の基礎整理が欠かせません。
夏休みの学習計画は、秋以降の受験スケジュールから逆算して作る必要があります。
入試本番から逆算すれば、夏休みに基礎を完成させる必要性がより明確になります。
大学受験の本番は、1月、2月、3月にやってきます。
年明けに新しい単元を一から学び始める余裕は、ほとんどありません。
だからこそ、10月末までに参考書を使った学習や基礎から標準レベルの演習を終える意識が必要です。
参考書を終えるとは、ページを最後まで読む意味ではありません。
基本問題を自力で解ける状態まで仕上げ、弱点を復習できる形で残す意味です。
夏休みに基礎範囲を固め、9月から標準問題や分野別演習へ進めれば、10月末に志望校対策へ接続しやすくなります。
反対に、夏に教材を増やしすぎると、1冊ごとの完成度が下がり、秋以降も穴が残りやすくなります。10月末という目安を置けば、夏休みにやるべき範囲と9月以降に回す範囲を整理できます。
11月は、志望校の過去問演習を本格的に進めたい時期です。
過去問は、ただの力試しではありません。
自分の実力と志望校のレベルとの差を確認するための大切な教材です。
どの分野が弱いのか、どの形式で点数を落としているのか、時間配分に課題があるのか。
過去問を解くと、知識不足なのか、演習不足なのか、復習不足なのかが見えてきます。
しかし、基礎が抜けたまま過去問へ入ると、分析よりも基礎のやり直しに時間を取られてしまいます。
夏休み中に志望校の過去問を軽く確認しておけば、英語長文の量や数学の出題単元も把握しやすくなります。
本格的な過去問演習は秋以降でも、夏の段階で入試問題の姿を知り、参考書学習の優先順位を明確にしましょう。
12月は、過去問の結果をもとに弱点補強を進める時期です。
直前期に弱点が多すぎると、何から手をつけるべきか判断できず、焦りだけが大きくなります。
共通テスト対策、私立大学入試対策、国公立二次試験対策が重なりやすい時期でもあります。
そのため、12月に基礎の穴をゼロから埋め直す余裕は限られます。
夏休みのうちから、英単語の抜け、数学の苦手単元、古文文法の曖昧さを記録しておきましょう。
理科社会でも、未暗記範囲や正誤問題で迷いやすい分野を残しておく必要があります。
弱点補強では、できない分野をすべてやり直すのではなく、得点への影響が大きい範囲から優先します。
12月を慌てず迎えるために、夏休みから間違いの原因を分類し、秋以降に修正できる形へ整えましょう。
1月以降は、入試本番に向けて最終調整を進める時期です。
新しい教材を増やすより、積み上げてきた内容の精度を高める学習が重要になります。
英単語、英文法、数学の公式、古文単語、理科社会の重要用語を短時間で確認します。
過去問や模試で見つかった弱点を見直し、取れる問題を落とさない状態へ整えます。
直前期は、点数を一気に伸ばす時期というより、失点を減らす時期です。
夏に基礎が固まっていれば、1月は確認作業と実戦感覚の維持に時間を使えます。
反対に、夏に基礎が残っていると、直前期に新しい知識を詰め込む学習が増えてしまいます。
1月の自分が安心して本番へ向かえるように、夏休みの学習計画を逆算して作りましょう。
夏休みの勉強時間で意識したいポイントは、以下のとおりです。
勉強時間の長さだけで安心せず、集中力の高い時間に何を置くかまで考えましょう。
夏休みになると、「1日10時間勉強しよう」と考える受験生は多いです。
もちろん、勉強時間を確保する姿勢は大切です。
しかし、時間数だけを決めても、合格点へ近づく学習になるとは限りません。
まず考えるべきなのは、志望校の配点と自分の弱点です。
英語の配点が高い大学を志望しているのに、得意な社会ばかり進めても合格点には近づきにくくなります。
勉強時間を増やしても、重要科目を集中力の低い時間に回せば、同じ時間でも成果は下がります。
優先順位は、配点、現状の点数、伸びしろ、入試までの残り期間をもとに決めましょう。
勉強時間は最初に決める数字ではなく、必要な学習を入れた結果として見えてくる数字です。
夏休みは、学校の時間割がない分、朝から昼までの使い方が大きな差になります。
午前中は集中力が高く、思考量の多い学習に向いています。
数学の新しい単元、英語長文の精読、現代文の読解分析は、疲れた夜より午前中に進めるほうが効果的です。
午前中を暗記だけに使うと、集中力が必要な演習が後回しになり、夕方以降に質が下がる場合があります。
午後は講習や演習、夕方以降は復習や暗記に分けると、1日の流れが作りやすくなります。
学習内容ごとに時間帯を固定すれば、今日は何をやるべきか迷う時間も減ります。
勉強時間は取っているのに伸びない受験生ほど、時間帯と科目の組み合わせを見直す必要があります。
重い科目を午前中へ置く設計は、夏休みの学習効率を高める具体的な工夫です。
夏期講習は、弱点補強や入試対策を進めるうえで有効な手段です。
しかし、講習を入れすぎると、自分で復習する時間が不足してしまいます。
授業を受けるだけでは、学力は完成しません。
授業で理解した内容を、自分で解き直し、類題で確認して初めて得点につながります。
講習を受ける場合は、予習、復習、類題演習の時間まで予定に入れましょう。
1講座を受けたら、同じ日か翌日に復習時間を確保し、週末に確認演習を行う流れが理想です。
受けっぱなしの講習は、ノートが増えるだけで、自力で解答を作る力にはつながりにくくなります。
講習は自学自習を補強する手段として使い、学習の主導権を自分の計画に戻しましょう。
夏休みの勉強量を安定させるには、休憩と生活リズムを整える必要があります。
徹夜や昼夜逆転で一時的に勉強時間を増やしても、集中力が落ちれば学習の質は下がります。
起床時間、食事、入浴、就寝時間を大きく変えないだけでも、毎日の学習は安定しやすくなります。
休憩は、スマートフォンを長時間見る時間ではありません。
目と脳を休め、次の学習へ戻るための切り替え時間です。
集中が切れたまま机に座り続けるより、短い休憩を挟んでから再開するほうが成果につながります。
次に取り組む教材を決めてから休憩に入ると、再開時の迷いも減ります。
夏休み後半で失速しないために、無理な根性論ではなく、毎日続く生活リズムを大切にしましょう。
勉強計画が続かない受験生が見直すべき点は、以下のとおりです。
計画は予定を埋める表ではなく、志望校合格へ向かう行動を明確にする道しるべです。
夏休みの計画を立てるとき、多くの受験生は数字だけで考えがちです。
「1日10時間勉強する」「問題集を3周する」「英単語を1900個覚える」といった目標です。
もちろん、数字は大切です。
しかし、数字だけでは計画はうまく機能しません。
大切なのは、数字に意味を持たせる視点です。
何のためにやるのか、どの範囲をやるのか、どのレベルまで仕上げるのか。
いつまでに終わらせ、どうやって復習し、何割取れたら完成とするのか。
ここまで決めて初めて、日々の行動に落とし込める計画になります。
教材は、有名だから選べばよいわけではありません。
志望校の出題形式と、自分の現在地に合っているかで判断する必要があります。
基礎が抜けている受験生が難関大向けの問題集へ進んでも、解説を読む時間ばかり増えてしまいます。
反対に、基礎が固まっているのに基礎教材だけを続ければ、秋以降の応用演習へ移る準備が遅れます。
教材選びでは、今の弱点を埋める教材、次へ進むための教材、過去問へつなげる教材を分けて考えましょう。
たとえば英語なら、単語帳、文法問題集、英文解釈、長文演習の役割を分ける必要があります。
数学なら、基礎問題集、標準問題集、分野別演習で目的が変わります。
目的を先に決めれば、教材選びは不安を埋める買い足しではなく、合格点へ近づく選択になります。
計画は、立てた瞬間に完成するわけではありません。
実際に進めながら、1週間単位で確認し、修正していく必要があります。
毎日の学習だけを見ていると、少しずつ遅れた範囲や復習不足に気づきにくくなります。
週末には、予定通り進んだ教材、未完了の範囲、正答率が低い単元を整理しましょう。
翌週へ回す内容を決めれば、計画の遅れを早い段階で修正できます。
進捗確認では、できなかった自分を責める必要はありません。
計画量が多すぎたのか、教材が難しすぎたのか、復習時間が足りなかったのかを判断しましょう。
1週間単位で見直せば、夏休みが終わってから失敗に気づく状態を避けやすくなります。
夏休みの計画は、どれだけ丁寧に立てても遅れる日があります。
大切なのは、遅れた瞬間に全部取り戻そうとしない姿勢です。
焦って睡眠時間や休憩時間を削ると、数日後に集中力が落ちて、さらに計画が崩れやすくなります。
まずは、遅れている科目と単元を整理しましょう。
次に、入試での配点や頻出度が高い範囲から優先順位をつけます。
予定より進んでいる範囲があれば、一部の時間を苦手分野の復習へ移しても構いません。
立て直しでは、理想の計画ではなく、今から実行できる量へ減らす勇気が必要です。
計画の遅れは失敗ではなく、現状に合わせて合格ルートを組み直す合図として扱いましょう。
自学自習の質を高める勉強法は、以下のとおりです。
授業や参考書で理解した内容を、自分で使える力へ変える時間が本当の学力を育てます。
授業を受ける時間も、映像授業を見る時間も、夏期講習を受ける時間も大切です。
しかし、最終的に学力を伸ばすのは、自分で考え、自分で手を動かし、自分で解き直す時間です。
授業を聞いただけで、成績が上がるわけではありません。
解説を読んだだけで、問題が解けるようになるわけでもありません。
授業中に理解できた内容でも、時間を空けて解くと手が止まる場合があります。
復習では、授業当日に重要ポイントを確認し、翌日に類題を解き、週末に再確認する流れが有効です。
なぜ解法を選ぶのか、どの知識を使うのかを言語化すれば、同じ型の問題へ応用しやすくなります。
授業を活かせる受験生は、受けた時間以上に、受講後の復習時間を大切にしています。
間違えた問題は、答えを赤で写すだけでは意味がありません。
大切なのは、なぜ間違えたのかを分析する姿勢です。
知識不足なのか、問題文の読み違いなのか、計算ミスなのか、時間不足なのか。
原因を分けるだけで、次に直すべき内容が見えてきます。
同じ問題を解き直して正解できても、解法の理由を説明できなければ類題でまた止まる可能性があります。
解き直しでは、正解までの手順を白紙に再現し、途中式や根拠まで自分の言葉で確認しましょう。
間違いノートを作る場合は、問題を大量に写すより、ミスの原因と次回の注意点を短く残すほうが続きます。
解き直しの目的は、間違いを消すだけでなく、同じ失点を防ぐ判断力を身につける点にあります。
知識は、覚えただけでは入試本番で使える力になりません。
英単語や英文法を覚えても、長文の中で意味や構造を判断できなければ得点には結びつきません。
数学の公式も、問題文の条件に合わせて取り出せる状態になって初めて使える知識になります。
理科社会の用語も、聞かれ方が変わったときに答えられるかどうかが大切です。
暗記後は、一問一答、標準問題、過去問形式の順番で負荷を上げていきましょう。
演習で間違えた知識は、覚え直すだけで終わらせない姿勢が必要です。
どの聞かれ方に弱いのか、どの条件で取り出せなかったのかまで確認します。
知識を使える状態に変える勉強は、覚える時間と同じくらい、取り出す練習を重視する姿勢から始まります。
参考書を何周もする受験生は多いです。
しかし、周回数を増やせば成績が伸びるわけではありません。
大切なのは、各周回で何を改善するのかを決める視点です。
1周目は全体理解、2周目は間違えた問題の解き直し、3周目は時間を意識した確認に使えます。
数学なら、1周目で解法を理解し、2周目で自力で解き、3周目で制限時間内に解けるか確認します。
英語なら、1周目で文法事項を理解し、2周目で根拠を説明し、3周目で長文や英作文へつなげます。
何周もしているのに伸びない場合、答えを覚えているだけで、初見問題へ応用する力が不足している可能性があります。
周回数を目標にせず、解ける問題を増やす目的で参考書を使いましょう。
9月以降につながる夏休みのゴール設定は、以下のとおりです。
8月末の理想状態を明確にすれば、夏休み中にやるべき学習も自然と絞り込めます。
夏休みを成功させるには、まず8月末の理想状態を決める必要があります。
8月末に、どんな自分になっていたいのか。
どの科目を、どのレベルまで仕上げていたいのか。
9月から、どんな演習に入れる状態にしたいのか。
夏明けの模試で、どんな手応えを得たいのか。
ゴールが明確になると、今日やるべき学習も明確になります。
反対に、ゴールが曖昧なままだと、目の前の勉強も曖昧になっていきます。
とりあえず目についた参考書を開くのではなく、8月末の理想状態から逆算して毎週の計画へ落とし込みましょう。
志望校レベルとの差を把握するには、偏差値だけを見ていてはいけません。
科目別の配点、出題形式、頻出分野まで確認する必要があります。
同じ偏差値帯の大学でも、英語長文が重い大学、数学の記述が多い大学、社会の細かい知識が問われる大学があります。
対策すべき内容は、志望校によって大きく変わります。
現在地を把握するには、模試の総合判定だけでなく、設問別の失点原因を見る姿勢が大切です。
合格点まで何点足りないのか、どの科目で伸ばせる余地があるのかを整理しましょう。
志望校との差を知らないまま勉強すると、必要以上に難しい教材へ進んだり、配点の低い分野へ時間を使いすぎたりします。
不安を増やすためではなく、限られた時間を正しい方向へ使うために、志望校との差を確認しましょう。
夏明けの模試で見るべきなのは、判定だけではありません。
夏休みの学習が、実際の得点に結びついたかを確認する必要があります。
判定が悪くても、基礎問題の正答率が上がっていれば、秋以降に伸びる土台は作れています。
反対に、勉強したはずの単元で失点している場合は、知識を使う練習が足りなかった可能性があります。
模試後は、科目別に失点原因を分類しましょう。
知識不足、時間配分、問題形式への慣れ不足、計算ミスを分けて考えます。
夏明けの模試は、夏休みの努力を評価する場であり、秋の計画を修正する材料でもあります。
判定に一喜一憂せず、9月以降の学習へつながる課題を取り出しましょう。
秋から応用演習に入るには、夏休みのうちに基礎知識と標準問題の解法を確認しておく必要があります。
応用演習は、難しい問題をたくさん解く学習ではありません。
基礎知識を組み合わせ、初見問題へ対応する力を鍛える学習です。
基礎が曖昧なまま応用問題へ進むと、解説を読んで終わる時間が増えてしまいます。
夏休みの後半には、基礎問題の正答率を確認しましょう。
標準問題へ移れる単元と、復習が必要な単元を分ける必要があります。
すべてを完璧にしてから秋へ進むのではなく、最低限の基礎を固めたうえで演習へ入る判断も大切です。
夏休みのゴールは、秋以降に演習で弱点を見つけ、修正できる状態を作る点にあります。
夏休みの学習戦略に迷った時の相談先は、以下のとおりです。
自分だけで抱え込まず、客観的な視点を入れれば、夏に本当にやるべき学習が見えやすくなります。
勉強時間は取っているのに成績が伸びない場合、努力量ではなく学習の方向がずれている可能性があります。
毎日長時間勉強していると、努力している実感は強くなります。
しかし、努力している実感と、実際の得点力は必ずしも一致しません。
模試の結果、参考書の正答率、過去問の得点、解き直しの再現度を見る必要があります。
友人と勉強時間を比べても、志望校や弱点が違えば必要な学習は変わります。
大切なのは、勉強時間ではなく、合格点までの距離を確認する姿勢です。
次に埋めるべき差がわかれば、夏休みに優先する科目や教材を絞り込みやすくなります。
現在地を客観的に確認すれば、努力を成果につなげる計画へ変えられます。
大学受験の学習計画は、全員同じ形ではうまくいきません。
志望校によって、必要な科目、配点、出題形式が変わるからです。
国公立志望と私立志望では、科目数も時間配分も大きく異なります。
同じ私立志望でも、英語重視型と社会重視型では優先すべき学習が変わります。
全員に同じ計画を当てはめると、本人に必要な基礎固めや演習量がずれてしまいます。
個別計画では、志望校の出題傾向、現在の偏差値、得意不得意、使える時間を合わせて考えます。
勉強時間は取っているのに伸びない受験生ほど、何時間やるかより、どの科目へどの順番で取り組むかを見直しましょう。
志望校から逆算した計画があれば、夏休みの学習を迷わず進めやすくなります。
BLOOMでは、志望校合格だけでなく、受験を通して自分の未来を切り拓く力を育てていきます。
夏の学習計画では、一人ひとりの現在地と志望校、理想の未来から逆算して考えます。
勉強時間は取っているのに成績が伸びない場合、自分だけでは教材の難易度や復習量の不足に気づきにくいです。
だからこそ、客観的な視点を入れながら、今やるべき学習を明確にする必要があります。
BLOOMでは、志望校、現在地、夏休みに使える時間をもとに、優先すべき科目や教材を一緒に整理します。
夏休みは長いようで、基礎固め、復習、演習、講習を入れると想像以上に短い期間です。
なんとなく頑張る夏にするのか、合格へ向けて土台を完成させる夏にするのか。
夏の学習計画や志望校対策に悩んでいる方は、ぜひ一度BLOOMへご相談ください。
大学受験の夏休みは、勉強時間を増やすだけではなく、学習戦略で大きく差がつく時期です。
大切なのは、8月末までに基礎を完成させ、9月以降に標準問題や応用演習へ進める土台を作る姿勢です。
10月末までに参考書学習を終え、11月に過去問演習へ入り、12月に弱点補強を進める流れから逆算すれば、夏にやるべき学習は明確になります。
計画は数字だけで立てるのではなく、何のためにやるのか、どの状態まで仕上げるのかまで決める必要があります。
授業や講習を受けるだけで終わらせず、自学自習の中で解き直し、分析し、使える知識へ変えていきましょう。
夏は、受験生としての土台を完成させる最後の大きなチャンスです。
BLOOMでは、一人ひとりの現在地と志望校、理想の未来から逆算し、夏に本当にやるべき学習を一緒に明確にしていきます。
大学受験の夏休み勉強法や学習計画で悩んでいる方は、早めに相談し、9月以降につながる夏の過ごし方を明確にしましょう。

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