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  • 【新課程いつから?】数学の3つの大きな変更点|共通テストの変化

    こんにちは!横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩3分、

    BLOOMセンター南校です!

     

    今回の記事はこちら!

     

     

    【2022】数学の旧課程・新課程の違いを解説!

    2022年から、高校の学習内容が新しくなったのをご存知ですか?

    私の友人たちの間では

    「数学Cが復活するらしいぞ!」

    ということだけ話題になっていました笑
    (10年前には数学Cがあったので…)

     

    しかしこれだけ言われても
    なんのことだか意味がわからないと思います。

    「難しくなるの?」
    「大学受験にはどんな影響があるの?」

    などなど気になることが多いでしょう。

     

    そこで今回は、

    2022年から始まっている高校新課程「数学」

    3つのポイントにまとめて解説いたします。

    ★この記事で覚えておいてほしい3つのポイント
    1つ目:〇〇〇が〇〇〇!
    2つ目:〇〇〇が〇〇〇化!
    3つ目:〇〇〇に「〇〇〇」が加わる!

     

    補足:新課程が始まったらやり直し!?

    2022年4月からの新課程ですが、
    文科省によると

    2022年に高1になる生徒から
    新課程を実施していくということです。

    そのため2021年4月時点で高校生の方々は旧課程のまま進みます。

    やり直しはありません!ご安心ください!

     

    旧課程と新課程を比較してみよう!

    いよいよ旧課程と新課程を
    比べてみていきます!

    まずは以下の画像をご覧ください!

    数学課程比較

     

    パッと目につく違いは…

    ・数学活用がなくなり、数学Cが登場

    ・数学Bの「ベクトル」が数学C移動

    ・数学IIIの「平面上の曲線と複素数平面」が数学C移動

    ・数学活用の「数学と人間の活動」が「整数の性質」を吸収して数学Aに移動

    ・数学Bと数学Cにそれぞれ新しい単元が登場

    こんなところでしょうか!

     

    今回の記事でおぼえておいてほしい3つのポイントの

    1つ目はやはり数学Cの再登場ですね。

    ★この記事で覚えておいてほしい3つのポイント
    1つ目:数学Cが再登場!
    2つ目:〇〇〇が〇〇〇化!
    3つ目:〇〇〇に「〇〇〇」が加わる!

    2011年ごろまで存在した数学Cとは
    内容が異なりますので要注意です!

     

    数学A・B・Cの謎の単元ついて…

    ・数学Aの「数学と人間の活動」
    ・数学Bの「数学と社会生活」
    ・数学Cの「数学的な表現の工夫」

    この3つの単元、ちょっと謎じゃないですか…?
    (ここでは謎の3人衆と呼びます)

     

    それもそのはず、この3つは

    旧課程の「数学活用」に位置する単元だからです。

    2021年までの高校生(特に普通科)にとって、
    「数学活用」自体が初耳のひとも多いでしょう。

    謎の3人衆については
    ”高校側がどの単元を選ぶか”の項で
    詳しくふれます!

     

    その他、旧課程と新課程の細かな変化

    数学課程比較

    さきほどと同じ図をもう一度見ながら、
    より詳細な違いを紹介します!

     

    数学Bの「確率統計」について

    みなさんはお気づきでしょうか…?

    旧課程の数学B「確率分布と統計的な推測」
    が、新課程ではしれっと名前が変更されて
    「統計的な推測」になっています。

     

    名前だけ見ると

    「確率分布の内容が消えたのかな?」

    って思いますよね。

    調べました。結果は…

     

     

    確率分布はあります!

    名前が短くなっただけでしたので、
    勘違いしないよう注意ですね!

     

    数学A「確率」に期待値が移動

    図からはわかりませんが、
    旧課程では、期待値の学習は数学B「確率分布と統計的な推測」に含まれていました。

    しかし新課程になるにあたり、期待値
    数学A「確率」に移動しています。
    ※より厳密には”戻ってきた”が正しいですが。

     

    ということで、数学A「確率」の内容が
    やや増えたということになりますね。

     

    高校側がどの単元を選ぶか?

    本日3度目の登場の図です。

    数学課程比較

    新課程の数学は21単元ありますが、
    実際には高校側がいくつかカットします。

    旧課程でも「数学の活用」に取り組んだことがある
    普通科の高校生はあまりいないはずです。

    あれも高校側が取捨選択したからですね。

     

    数学I・II・IIIの単元選択

    まず数学I・II・IIIですが、
    こちらの中にカットする単元はあません。ざんねん!

    I、II、IIIを高校で授業を受けるならば、
    図にある単元すべてを学習することになります。

    また旧課程と同じく、
    文系でIIIをやることはほぼないでしょう。

     

    数学A・B・Cの単元選択

    単元カットがあるのは数学A・B・Cです!

    高校数学新課程の指導要領を見ると、
    数学A・B・Cのページすべてに以下の
    一文があります。

     

    三つの内容のすべてを履修させるときは 3 単位程度を要するが,標準単位数は 2 単位であり,生徒の特性や学校の実態,単位数等に応じて内容を適宜選択させることとしている。

     

    ”三つの内容”とは、数学A・B・Cそれぞれに含まれる
    3つの単元のことです。

    例えば数学Aでは「図形の性質」「場合の数と確率」
    「数学と人間の活動」の3つです。

     

    つまり、

    数学A・B・Cの9単元すべてではなく
    A・B・Cから各2単元、計6単元が標準ですよ

    といっているんですね。

     

    そして、多くの場合、
    数学A・B・Cでカットされるのは、
    大学入試で使うことができない

    謎の3人衆
    ・数学A「数学と人間の活動」
    ・数学B「数学と社会生活」
    ・数学C「数学的な表現の工夫」

    でしょう。

    ※カットされる単元は高校の方針によって変わります。

    ▼数学の図形問題が苦手なひと向け記事はこちら

     

    理系の高校生への唯一の影響が…

    新課程の数学ABCのカット候補は
    前述のとおりです。

    となると実はこの瞬間、
    旧課程との大きな差が生じます。

    それは、

     

    新課程では数学B「統計的な推測」がほぼ必修化する

    ということです。

    これが覚えておいてほしい3つのポイント2つ目です!

    ★この記事で覚えておいてほしい3つのポイント
    1つ目:数学Cが再登場!
    2つ目:数学B「統計的な推測」がほぼ必修化!
    3つ目:〇〇〇に「〇〇〇」が加わる!

     

    旧課程の数学B「確率分布と統計的な推測」
    は選択制で、多くの高校が
    ベクトルと数列のみを選択していました。

    しかし新課程からは、
    文部科学省の定める学習単位によって
    数学B「統計的な推測」の必修化がほぼ確定したといえるでしょう…!

     

    ▼数学の参考書紹介まとめはこちら

     

    共通テストはどう変わるの?

    教育課程が新しくなれば、
    当然大学入試にも影響がでるはず…!

     

     

    もちろん調べました!

    まず大学入試(共通テスト)が変わるのは
    2025年からです!

     

    つまり2022年4月から高校1年生、

    2023年4月から高2になる学年の入試が、

    新課程入試第1号です。

     

    共通テスト数学の内容は変わる?

    2025年からの共通テストですが、
    やはり変更がいくつかあります。

    中でもまず目を見張るのが…

    共通テスト数学②に数学Cが入ってくる!!

    ということです!!

    10年前の数学Cは数学IIIと同じく、
    センター試験では出題されない範囲でした。

    数学②の詳細はのちほど!

     

    そしてさらに、先述の「謎の3人衆」は
    共通テストの出題に含まれません!

    つまり、数学A「整数の性質」は
    共通テストから消滅するということです。
    (繰り返しになりますが、2025年からの話ですよ!)

     

    大学入試についてさらに細かく見ていきましょう!

    以下の図をご覧ください。

     

    新共テ数学

     

    数学①と数学②でわけて
    それぞれ解説します!

     

    共通テスト数学①(I・A)について

    これまで述べた通り、
    以下の2点が新しくなると予想されます。

    ・数学A「整数の性質」が消える

    ・数学A「確率」の中で期待値を求める問題が出題される可能性あり。

     

    共通テスト数学②(II・B・C)について

    旧課程の数学②は
    「数学II」or「数学II・B」の選択制
    でしたが、新課程の共通テストでは

    「数学II・B・C」の1択です!

    さらには以下のような変更点もあります。

    数学Cに「平面の曲線と複素数平面」が
    加わった関係で、選択問題は4つから3つを選ばなければならない
    ※旧課程では数B「確率統計」「数列」「ベクトル」の3つから2つを選ぶ。

     

    いろいろ書きましたが、
    覚えておいてほしい3つのポイント3つ目は…

    共通テスト数学②に
    「平面上の曲線と複素数平面」が加わる

    ということです!

    ★この記事で覚えておいてほしい3つのポイント
    1つ目:数学Cが再登場!
    2つ目:数学B「統計的な推測」がほぼ必修化!
    3つ目:共テ数学②に「平面上の曲線と複素数平面」が加わる!

    完成!!

     

     

    ▼勉強そのものにお悩みの方はこちら

     

    まとめ

    数学課程比較

    4度目の登場の例の図です笑

    ここまで書いてきた新課程の変更点を、
    実際に文理選択する高校生の立場から
    まとめていきます!

     

    理系にとってはプラマイゼロ!文系にとっては…

    数学I~III、A~Cすべてを学習する
    理系選択の高校生にとっては、

    ・数学A「整数の性質」が消える
    ・数学B「統計的な推測」が必修化する

    という違いしかありません。

    つまり理系にとっては単元数プラスマイナスゼロです。

     

    しかし文系選択の高校生にとってはどうでしょう。

    とくに国公立大学志望の文系生徒の多くは
    共通テストで数学①②が必要ですので、理系と同じく

    ・数学A「整数の性質」が消える
    ・数学B「統計的な推測」が必修化する

     

    という影響に加えて、

     

    これまで数学IIIに含まれていた
    「平面上の曲線と複素数平面」
    が数学Cに加わることで必修化する。

    という影響を受けます。

    つまり合計の単元数でいうと+1されています。

     

    おそらく今回の新課程での
    最も大きい影響はここです。

     

    「「国公立文系志望は、修める数学の単元が1つ増える」」

     

    これも覚えておきましょう!

    ★この記事で覚えておいてほしい3つのポイント
    1つ目:数学Cが再登場!
    2つ目:数学B「統計的な推測」がほぼ必修化!
    3つ目:共テ数学②に「平面上の曲線と複素数平面」が加わる!
    幻の4つ目:国公立文系志望は単元が1つ増える!

     

    そのほか、これまでに紹介した詳細な変更点もまとめておきます!

    ・数学Cが登場し、数学Bの「ベクトル」&IIIの「平面上の曲線と複素数平面」がCに移動。
    ・数学A「整数の性質」が多くの高校で消滅する。
    ・数学A「確率」の範囲に、期待値が復活する。

    ・共通テストでは、数学②が「II・B・C」の一択に。
    ・共通テスト数学①から「整数の性質」が消える代わりに、共通テスト②には「平面上の曲線と複素数平面」が加わる。
    ・共通テスト数学②では、数学IIの範囲に加えて、「数列」「統計的な推測」「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」の4つから3つを選択して解答する。

     

    ここまで読んでいただきありがとうございました!

    わからないことや不安などございましたら
    個別コーチング面談にお問い合わせください!

     

    【引用元】
    ・【数学編 理系編】高校学習指導要領 - 文部科学省
    https://www.mext.go.jp/content/1407073_05_1_2.pdf

    ・高等学校学習指導要領 比較対象表  - 文部科学省
    https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1407080.htm

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