こんにちは!横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩3分、
大学受験予備校BLOOMセンター南校です!
今回は【横浜市立大学 国際教養学部】の過去問を徹底分析し、
• 出題傾向
• 難易度
• 合格するための対策
• 今からやるべき勉強法
を詳しく解説していきます。
横浜市立大学を志望している方は、ぜひ最後までご覧ください。
1. 横浜市立大学(国際教養学部)の入試概要
■ 試験方式
一般選抜(前期・後期)、特別選抜などがありますが、
本記事では二次試験(個別学力検査)の内容を中心に解説します。
■ 試験科目(二次試験)
横浜市立大学 国際教養学部の二次試験は、記述式の問題が中心です。
• 英語:長文読解・英作文(90分)
• 小論文:長文の課題文読解と論述(60分 ※年度・方式による)
■ 配点バランス
A方式
共通テスト:二次試験
2:1
B方式
共通テスト:二次試験
7:5
共通テストの配点も高いですが、二次試験の配点比率も非常に重要です。
特に英語と小論文は、単なる知識問題ではなく
「思考力」と「表現力」が深く問われるため、
ここでの出来が合否を大きく左右します。
▶ ポイント → 「確実な英語力」と「論理的思考力」が合否を分ける
2. 【科目別】出題傾向分析
■ 英語の傾向と対策
【出題傾向】
• 大問数:3題
• 長文読解:アカデミックな記事や論考が中心
• 文法問題:独立した文法問題は無し(読解の中で問われる)
• 英作文:要約に近い和文英訳や、30〜50語程度の自由英作文(意見論述)
• 記述量:多い(日本語説明、和訳、英作すべて記述)
• 難易度:やや難〜難関
▶ 特徴
近年の出題テーマは非常に「硬派」で知的な内容です。
• 2024年度:
◦ 心理学(マシュマロ・テストと利他行動)
◦ 哲学・社会学(ジュディス・バトラーによる「生の価値」と不平等)
◦ 神経多様性(テンプル・グランディンによる視覚的思考と自閉症)
• 2025年度:
◦ 考古学・ジェンダー(古代の女性ハンターとバイアス)
◦ 公共政策(イギリスの自動車税制導入に関する賛否)
◦ 認知科学(社会的現実の構築と物理的現実への影響)
単なる物語文ではなく、
「現代社会の課題」「哲学」「科学論」といった抽象度の高い評論文が頻出です。
また、実際に使われている新聞・雑誌・学術書からの出題であることが
大学側からも明示されています。
【対策】
• ✔ 語彙レベルは準1級〜アカデミックレベルまで必須
◦ 一般的な単語帳に加え、
ニュースや論説文で使われる抽象語
(”social reality”, “neurotypical”, “grievability”など文脈推測が必要な語)
に慣れる必要があります。
• ✔ 「日本語で説明する力」を磨く
◦ 「下線部はどういうことか説明しなさい」という問題が頻出です。
ただ訳すのではなく、文脈を汲み取って日本語で再構成する「要約力」が求められます。
• ✔ 自分の意見を英語で書く練習
◦ 「新税導入に賛成か反対か、自分の意見を書きなさい(30-50語)」のように、
読んだ内容を踏まえて発信する力が問われます。
▶ BLOOMからのアドバイス
横浜市立大学の英語は、“学ぶための英語”ではなく“使うための英語”です。
日頃から英字新聞や少し堅めの雑誌記事に触れ、背景知識を養いましょう。
■ 小論文の傾向と対策
【出題傾向】
• 形式:課題文読解型
• 記述量:課題文の理解を問う記述+自分の意見を論じる長文記述
▶ 特徴
2025年度の出題では「教養とは何か」という根源的な問いが出されました。
特徴的なのは、「具体的な事象」と「抽象的な概念」を行き来する力(往還する力)
が求められる点です。
→例えば、「デジタル化」などの現代の具体的な現象を挙げつつ、
「教養」という抽象的な概念がどう関わるかを論じる構成力が試されます。
【対策】
• ✔ 抽象と具体を結びつけるトレーニング
◦ ニュースを見たときに「これは抽象的に言うとどういう問題か?」と考えたり、
逆に抽象的な用語(自由、正義、公共性など)を見たときに
「具体例は何か?」と考える癖をつけましょう。
• ✔ 「なぜ?」を掘り下げる
◦ 大学のアドミッション・ポリシーとして、
「それはどういうことだろう」「なぜそうなるのだろう」
とメカニズムに関心を持つ姿勢が重視されています。
▶ 合格ライン
課題文の主張を正確に読み取った上で、独自の具体例を交えて論理展開できれば合格点です。
3. 合格者の共通点
横浜市立大学 国際教養学部に合格する生徒には、次の共通点があります。
1. 「本物の英語」に触れている
教科書だけでなく、BBC、CNN、National Geographic、Timeなどの記事に日常的に触れ、
初見の難しいテーマにも動じない耐性があります。
2. 記述の添削を受けている
英語の和訳・英作文、小論文は、自己採点が難しい分野です。
第三者に添削してもらい、「伝わる文章」になっているかを確認しています。
3. 社会問題へのアンテナが高い
ジェンダー、格差、AI、環境問題など、現代社会のトピックについて背景知識を持っています。
▶ 重要
過去問は“解くもの”ではなく“分析するもの”です。
出題されたテーマ(例:ニューロダイバーシティや社会的現実)について、
深く調べてみる姿勢が合格へ繋がります。
4. 今から始める年間対策スケジュール
高2生の場合
• 〜3月:基礎固め
英単語・文法の完成。特に文構造を正確に把握する(精読)練習を行ってください。
• 〜夏前:標準問題演習
少し長めの評論文(500〜700語程度)を読み、要約する練習を始めましょう。
• 高2冬〜:社会関心の拡大
ニュースや新書を読み、日本語での論理的思考力を養いましょう。
高3生の場合
• 4月〜6月:アカデミック英語への挑戦
英検準1級レベル以上の長文や、実際のニュース記事を読み込みます。
• 7月〜8月:記述力強化
「読んで→要約して→意見を書く」のサイクルを回します。小論文の対策も本格化させます。
• 9月〜直前期:過去問演習
時間を計って解答し、必ず添削を受けましょう。
特に英作文(意見論述)は、定型表現を使いこなせるように仕上げます。
5. まとめ|横浜市立大学に合格するために
横浜市立大学 国際教養学部は、
• 実用的な英語運用力が問われる大学
• 社会の課題に対して「なぜ?」と考え抜ける受験生が強い大学です。
単語を詰め込むだけの勉強では太刀打ちできません。
重要なのは、「生きた英語」と「論理的思考」を鍛えること。
やみくもに問題集を増やすのではなく、質の高い文章を深く読み、
自分の頭で考えるトレーニングを積み重ねていきましょう。
BLOOMでは、横浜市立大学特有の記述対策や小論文指導も徹底的に行っています。
志望校合格に向けて、正しい対策を一緒に進めていきましょう!