こんにちは。横浜市営地下鉄センター南駅徒歩3分の大学受験予備校BLOOMです。

今回の参考書紹介シリーズは、

『富井の古文読解をはじめからていねいに』です。

参考書の説明

大学受験における古文は読解法を身に付けた者勝ちです

よく、受験生からこんな言葉を耳にします。

「古典文法完璧にしたのに、古文が全然読めない…」

そんな悩みを解決するのがこの『富井の古文読解をはじめからていねいに』です。

例えば、現代語の文章を読む際に、主語がわかっていなかったら理解するのは難しいですよね。

古文も同じです。文法はわかっていても文法をどのように文章に適用するのかがわからなかったり、

主語がわからなかったりしたら、文章を理解することはできません。

この『富井の古典文法をはじめからていねいに』では

・今まで学んだ文法事項をどのように文章に適用するのか

・古文における主語はどのように捉えるべきなのか

この2点を非常に詳しく解説してくれています。

また、古文の世界には、現代にはない「常識」が存在します。

「常識」というだけあって、文章には書かれないけどわかっておいてほしいこと

ということが古文の世界には存在します。

この、「古文常識」が文章にどのように表れるかに関しても、詳しく解説してくれています。

古文には、現代文と同じように様々なジャンルの文章があります。

ジャンル別の読解法も必見のものとなっているので、読み込んで古文読解をマスターしていきましょう！！

どんな人におすすめ？？

・古文の読解が苦手

・文法は完璧にしたのになかなか古文が読めない

・『富井の古典文法をはじめからていねいに』を完璧にした方

などなどといった方におすすめです！！

▼古典文法が仕上がっていない人はこちらから▼

『富井の古典文法をはじめからていねいに』BLOOM参考書紹介シリーズ

参考書の使い方

STEP１：講義部分を読み込む

『富井の古典文法をはじめからていねいに』同様、

講義部分を徹底的に読み込んでいきます。

例文を出しながら解説してくれているので、

例文も読み込んで、読解法を適用できるかどうか、

チェックしていきましょう。

STEP２：練習問題を解く

2～3講に1問、練習問題が掲載されています。

練習問題は各単元の講義部分をアウトプットできるよう構成されていますが、

それ以前に取り組んだ章の読解法を文章に適用していくことで、

読解法をより定着させていきましょう。

STEP３：講義部分の例文と練習問題の文章を読み込む

講義部分に掲載されている例文と練習問題の文章を読み込んでいきます。

ここで今まで学んだ読解ルールや、古文常識を文章に適用していきましょう。

土のように適用して良いかわからなかった場合は、該当の章に戻って復習しましょう。

著者からのメッセージ

結局、古文を読むことでしか古文は得意になりません！！

皆さんは古文という教科を攻略するために、どのような手段・やり方を想像しますか？？

受験生は一様に「古文単語と古典文法を身に付けなければ」と最初に思い浮かべますね。

確かに単語と文法は古文を読解していく上で重要な要素ですが、

単語や文法を一通り暗記しただけでは古文をスラスラと読解することはできないのです。

なぜなら、古文単語も古典文法も「文脈」を理解して初めてその知識が活かされるからです。

古文単語の意味や古典文法でしばしば扱われる助動詞の意味は、「文脈」を考慮して決定しなければらないのです。

つまり、本書でやるような「読解法」を学び、どんどん文を読んで文脈をつかむ力をつけなければ、

単語や文法の知識を殺してしまうことになります。

多くの受験生は単語や文法の知識を覚えることに集中してしまうあまりに、実際の文章を読んで、覚えたことを使う、

という時間があまりにも少ないように感じます。これでは入試の古文で合格点を取ることができません。

単語や文法の意味をある程度チェックしたら、どんどん古文を読解していき、

定着と実践に同時進行で取り組んでいきます。これが古文の上達するポイントです。

古文読解には確固たる「読解法」が存在します。本書ではこの「古文読解法」をはじめからていねいに、

最大限ビジュアルに、解説します。

本書を読み終えた時、皆さんの手元には古文の読解法が必ず残りますから、楽しみについてきてください。

古文は本当に楽しく、奥の深い教科です。古文読解の力がついてくるうちに、この教科の本当の魅力に気づくことでしょう。

 

（『富井の古文読解をはじめからていねいに』はじめに　より）

 

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